• ホーム
  • アナフィラキシーって結局何?

アナフィラキシーって結局何?

鼻をかんでいる女性

通常のアレルギー反応において命に係わる事態になることは極めて稀です。しかしながら、アナフィラキシーショックが発生した場合には、身体に非常に大きな影響が出ることとなります。一度アレルギーの原因となる物質が体内に入ってくると、その物質に対抗できるように体は準備を整えて、次に同じ物質が入ってきたときに円滑に処理するようになっていきます。これが免疫の仕組みです。ところが、特定の物質に免疫が過剰な反応をしてしまい、免疫の暴走のような状態になってしまうことがあります。これをアナフィラキシーショックと言います。これが起こると命に係わる事態になってしまう恐れがあります。アナフィラキシーショックの典型的な例としてよく挙げられているのが、ハチに刺されるケースです。ハチに一度刺されるとその毒に対する免疫が出来ますが、もう一度同じような毒を持つハチに刺されると免疫が暴走してしまうことがあります。それゆえにハチに2度刺されると命が危ないと表現されることも珍しくありません。実際には2度刺されたからと言って必ずしもアナフィラキシーショックが起こるわけではありませんが、念のため注意をしておくことが重要となります。

アナフィラキシーショックが起こるとアドレナリンが過剰に分泌されます。アドレナリン自体は悪い物質ではありませんが、あまりにも量が多いと体に様々な影響が出来ることになります。体がアレルゲンに対して免疫を持つことにより、アレルゲンとの接触が引き金となってアナフィラキシーショックを起こしてしまうことがあります。アナフィラキシーショックが起こると短い時間で様々な体の異常が表れます。発症してから重篤になるまでがあまりにも短い時間であるため、すぐに対処することが重要となっています。本人が自分にとってのアレルゲンを把握していれば、対策を行うことが出来ますが、本人が把握していなかった場合には想定外のタイミングでアナフィラキシーが発生します。それゆえに原因を把握しておくことが重要といえるでしょう。病院で血液検査を受けることにより、自分にとってのアレルギーの原因物質を知ることが出来ます。検査にはそれほど時間がかかりません。アレルゲン次第では治療を受けることも重要となります。

アレルギー反応のうち皮膚粘膜症状。呼吸器症状、循環器症状のうち2つが表れていれば、アナフィラキシーショックと見なされます。2つでなくて1つでも病院で診断を受けておくことが重要となっています。治療開始が早ければ、短めの時間で治すことが出来ます。