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喘息とアレルギー性鼻炎の違い

薬のスプーンを持っている女性

アレルギー反応と喘息は勘違いによって混同されることもありますが、実際には明白な違いがあります。アレルギー反応とは、原因物質が体の中に入ってきた際にその物質を追い出そうとして起こる反応です。その方にとってアレルギー反応を起こす物質でなければ、全く反応は起こりません。喘息とは、基本的に気管支喘息のことであり、何らかの理由で気道が狭くなっていることで起こります。気道が狭くなっていると、通常なら問題のないホコリや微細な物質が入ることで気道がさらに狭くなります。その結果、せき込んだりといった発作が起こります。体内に入ってくる物質の種類に関わらず、発作が起こる可能性があります。喘息の方がホコリの多い場所にいると、気道が狭い状態が続きます。その結果、合併症などを引き起こすことがあります。合併症の中には重篤な状態に陥るものもあるので、合併症を引き起こさないようにすることが大切です。喘息は原則として内科の担当となります。

アレルギー性鼻炎は、何らかのアレルゲンによって発症するので、アレルゲンが入ってくることを防ぐことが出来れば予防可能です。ただし、自分にとってのアレルゲンが何かについて知らない場合はなかなか予防しにくいといえるでしょう。クラリチンのようにアレルギー反応による諸症状を抑える薬であれば、アレルギー性鼻炎の幅広い原因に対応することが出来ます。クラリチンは市販されているので、気軽に購入可能です。アレルギー性鼻炎は耳鼻科で診察を受けることがほとんどとなっています。

喘息とアレルギーでは予防の方法も異なります。喘息は全般的なホコリや煙に気を付けておく必要があります。アレルギーは特定の原因物質に気を付けることになります。アレルギーの場合は免疫が過剰に反応してしまっているので、その反応を防ぐ薬を飲むことが有効です。喘息の場合は気道が物理的に狭くなっているので、薬で急激に状況を改善することは難しいケースもあります。病院の診断を受け、適切な治療を受けることが大切です。アレルギー性鼻炎の薬の中には妊娠中の方や小さな子供が飲めないものもあります。使用上の注意や対象を確認し、安全性を保つことが重要といえるでしょう。喘息の場合は当人の注意だけではどうにもならない部分もあるので、周囲の方がその症状を理解し、サポートをすることも大切です。そのため、病の特徴を知っておくことは役立つ可能性があるといえるでしょう。

何科に通うべきか、市販薬を使うべきかについては症状によっても違いが生まれることも少なくありません。気になる方は何科が良いのか、市販薬が妊娠中の方や子供に使えるのか調べると、治療の際に生かせる可能性があります。